こんにちは水銀灯です。
現役介護士として14年程現場一筋で働いています。
介護職員処遇改善加算がアップが10月からスタートしました。
ケアマネジャーや生活相談員は対象外等色々言われましたが支給は各会社に
一任と言うことで着地しましてスタートしましたが…支給日は11月給料からですよ♪
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000199136.pdf
↑厚生労働省介護処遇改善給付金案内です。
介護職員処遇改善交付金って何?
遡る事2009年(平成21年)介護職員の賃金の安定・雇用安定の為に設けられた制度です。
今から13年前に設定されています。
それ以前の給料は東京都・千葉県限定の話になりますが…こんな感じです。
特別養護老人ホーム 時給870円 他業種:900円
有料老人ホーム 時給900円 他業種1,000円
派遣時給 時給1,100円 他業種1,200円
各最高時給と思って下さい!経験年数や大卒か否かで給料は前後しますがこれが現実でした。
この制度があるお陰で辛うじて職員が生きながらえているという制度です。
実際事業所や会社であれば「利益あげやすくしてくれたら要らない」と言われそうですがねw
私達の生活に関わるのです。実際はもう少し「低い」ので間違えないで下さい。
統計とは高い人も低い人も全て合わせて「出すので」
介護職の離職の原因TOP5
①人間関係が悪い
これは介護職の以外でもあると思います。良くあるのが「派閥」です!実際派遣で行っている所で
ありましたが…「派遣なのでどちらとも入りません」と逃げましたw
②人手が足りず余裕が無い
これは3&4にも係る事ですが「求人出しても面接来ない」求人広告費用だけ掛かる!
当然ですが「人は来ない!」「来てもトレーニングに時間が掛けられない」
「離職する」これは腐るほど見てきました。「改善策はありますが…やらないだろうなw」
③体力的にキツイ
約8時間「動きっぱなし」ですからこれは「肉体労働全般」に言える事です。
介護は「3Kの仕事」と言われる仕事です「キツイ」「汚い」「危険」仕事柄どうしても
敬遠されがちな仕事です。
現在居宅介護では老老介護になりつつあります。
65歳の人が70歳の介護している! 年齢が近い人が介護している!
腰痛等持病などでリスクあるが「働かないといけない」ですね(´;ω;`)
若い方でも夜勤の16時間勤務等やはり体力的にキツイと思います。
④給料が安い
3Kの仕事ですからせめて「給料は良いでしょう?」と思われてしまいますが
まず無いです…今回介護改善給付金アップですが全額渡してくれる所は余りありません
1人9,000円の内4,500円を支給して残り4,500円は事業継続費用に回す等やっている所
もあります。
⑤施設の運営方法が合わない
これは「入社してから解る事」ですね。これだけは面接前に会社のホームページや
施設のホームページである程度事前の情報集めがかなり重要になります。
特にあるのが「施設長交代」です!介護施設は「施設長の考え」
によってかなり変わりますから「変化についていけるかも大事です」
私の施設は短期間で2人交代したし…社長も2代目に交代と以前に比べてかなり
変わりました。
実際いくら上がるの?
国は1人あたり9,000円アップを目標に財源を組んで貰えました。
しかし実際は支給を個人にせず「会社に任せる」となりましたので会社次第なのは仕方なしです。
しかし「支給対象」の会社であれば給料明細の「処遇改善給付金」等項目で上がるはずです。
注意なのは…賞与で纏めて支払を言ってくる会社です。
賞与前に辞めてしまうと「会社の財源にされる可能性がある」これだけは注意してください。
元々介護職員の生活水準アップが国の政策のはずなので可能であれば確認しておいた方が
良いです!
注意
この介護改善給付金は皆さんから等しく集めた「税金」が主体である事を忘れないで下さい。
なので「恒久的に行う」制度では無いのです!普通に考えて税金で「民間企業の雇用促進・安定」を
行うは少し考えれば「可笑しい」と思うはずです!
あって「当たり前」とは思わずにしっかり家計防衛していきましょう。
まとめ
介護職で働いている以上生活直結する。
改善給付金アップですが勤務年数等が大きくなると思います!
しかし私達介護職員が居なければ「世間様は介護離職だらけになりますしもっと税金を掛けないと
行けなくなります」もう少し世間の理解を上げるようにしたいですね。
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