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ベネッセHD、MBOで事業再建 最大2000億円で株式非公開化 2023年11月

資産運用

こんにちは雪華綺晶です。

流石にびっくりしたのですがベネッセHDが上場廃止となります。

理由は現在国策として出ていますが「少子高齢化」「介護人材不足」が理由で上場維持

が難しいと判断されたようですね。

素人なりに解析していこうと思います。

MBOとは?

MBOとは「Management Buy-Out」の略で、経営陣(あるいは従業員)が自社の株式や一部の

事業部門を買収して独立することを指します。

たとえば、オーナーではない経営者が、事業の継続を前提として、オーナーや親会社から

株式を買い取り、経営権を取得することなどが該当します。

今回はベネッセHD経営陣による自社買収(MBO)+スウェーデンの投資会社EQTと共同で

行うようです。

MBOとM&Aの違い

一般的にM&Aという場合には、買い手が外部の第三者の場合を指します。

他方、MBOはM&Aの手法の一つではあるものの経営陣自身が株式等の買い手となるため、

これまでの事業を十分理解した状態で経営権が移転されます。

MBOとTOBの違い

TOBは、上場している企業を対象として株式市場外取引で株式の取得を行うものです。

一方、MBOは対象となる企業が上場、非上場を問わず実施されます。

また、M&Aと同様にTOBは外部の第三者が買い手となる場合がありますが、MBO は現在の経営陣

が買い手となります。株式の非公開化MBOにおいては、TOBが手段として用いられることもあるため、

経営陣が買い手となるのです。

※第三者からいきなり介入される事なく現行維持で経営に専念します。と解釈です

MBOメリット

従業員からの反発が少なくなる

事業売却などの大きな経営の改革や再建を考えたときに、従業員からの反発を抑えられることも

MBOのメリットです。

M&Aでは、一般的に外部の第三者に経営権が取得されることになるため、対象企業の従業員は、

雇用の継続や雇用条件の変化などに対して不安が大きくなる傾向にあります。

MBOを活用したM&Aなら、現在の経営陣が経営権を取得するため、対象企業の従業員からすると

大きな変化がなく、反発やモチベーションの低下を抑えやすくなります。

※株式上場してる企業なら必ず「従業員持ち株会」なる物が存在しますので必ず反発は起きます。

コスト削減

上場企業は、知名度の向上や人材確保、資金調達のしやすさなどのメリットがあります。

しかし、IRなど企業情報の開示に伴う社内体制の整備が必要であり、監査法人への報酬や

証券代行費用等の上場維持コストが年間一定額発生し続けます。

そのため、上場によるメリットと上場維持コストを比較して上場のメリットがあまりないならば、

上場企業がMBOを行い非上場化することで、それらのコストを削減できます。

※ここまで大きい会社ならこの金額を自由に使えるメリットは大きいかもしれません。

MBOデメリット

既存株主との対立が生まれることがある

MBOは株式を既存の株主から買い取る手法であり、買い手である経営陣はなるべく安く

買い取りたいが、売り手となる株主はなるべく高く売りたいと考えるのが普通です。

そのため、既存株主との対立により、取得金額が想定よりも高額となってしまったり、

株式の売却に応じない株主が残ってしまったりといった問題が発生する可能性があります。

財務状況が悪化する可能性がある

MBOにあたって潤沢な資金があれば大きな問題はないものの、資金が不足すればSPCを利用する

などして金融機関や投資ファンドから融資を受けることになります。

MBOは株主が変わるだけで会社としての実態は変化が少ないケースが多いため、

融資による債務のみが増えることになり、MBO後には利息の返済も考慮した上で経営を行わな

ければいけません。

※スウェーデンの投資会社EQTが入っていますので当然「融資手数料」が発生してると思います

投資会社は出したお金からいくら利益が生まれたか?が基本になりますので最悪はベネッセ消滅

もあり得ます。

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ベネッセHOからみる介護のこれから

今回ベネッセHDが上場廃止になります。

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介護業界15年の私ですが「ベネッセHD」「学研」は給料が良い所?と記憶しています。

そのうち一角が遂に牙城が崩れてきたのかな?と思います。

私が始めた15年前は「派遣時給1,200円」介護福祉士資格ありでこの時給でしたが現在は

時給1,500円が普通ですからね。

人件費もかなり高騰してきていますがこれから介護業界は更に厳しくなると思います。

外国人の方の採用も積極的に行っているとは思いますが日本は物価が高いので恩恵は

余りないかも知れません。

ひと昔ですが外国人だから時給安くも勿論あり得ませんからこれから「お金の問題」が

上がってくると思いますが。

後10年後はもっと厳しい状況になると予測します!

理由は私始め「就職氷河期世代」が介護世代に入ります当然ですが「有料老人ホーム」

に入れるわけなく現在ドミナント式で施設を増やしている所は人員不足に入りますので

経営が上手く行かなくなると予測します。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

ドミナント式崩壊が始まったのかもしれませんね(´;ω;`)以前なら最良な経営手法でしたが

如何に人を集められるか?維持出来るか?を明確にしていく業種でないとこの方式は通じないか

もしれません。

建設業もこれから「老朽化してくる道路」等増えてくると思いますが

「直す人が居なければ直せません」

飲食業

現在注文はタブレット端末で行うなど効率化が進んでいますが料理は誰が作るの?

こちらも人を集められるか?ですね。

これからどれだけ「効率的にICT化や適正配置」が出来る企業のみ生き残っていく

時代が来そうです。

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